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内見時チェックリスト11選!オンライン内見の注意事項

不動産会社に来店する予定だけど、実際内見の時にどういうところを見たら良いのか分からない。
そんな思いのまま、内見を行ってきた方も多いのではないでしょうか?
最近はオンライン内見も可能になり、自宅からでも内見ができるようになりました。
本記事では、不動産賃貸営業経験のある私が、実際のお客様の経験などから入居後、素敵な新生活が送れるようチェックポイントをまとめました。
ぜひ内見時に一緒にご確認してもらえればと思います。

■内見前 事前準備

まずは内見前に準備しておくと良いものをご紹介させていただきます。

置く予定の家具・家電のサイズ

1つ目は、今お持ち、または購入予定の家具・家電のサイズです!
内見時に大切にしている家具家電が入るのか判断できることは非常に大切です!
また、実際のお部屋に配置した際のイメージもしやすくなるのでおすすめですよ。

不動産会社に来店予約

2つ目は、不動産会社に来店予約を入れることです!
来店予約を入れることで、確実に営業担当の時間を確保できます。飛び込みで不動産会社に行くと他のお客様の対応もあり、内見をする時間を確保できないこともあります。
また来店予約を入れることが必ず条件に沿う物件を準備してもらえますよ。

■内見時 便利グッズをご紹介!

スマホ
これを持っていけば基本的に問題なしです!
その中でも、カメラ、コンパス(方位磁針)、地図アプリは重宝します。

□メジャー
営業担当の方が持っていることも多いですが、準備していけば間違いないでしょう。
お部屋には不動産会社の人がいないと入れないため、ポイントとなる点は、貴重な内見のタイミングでお部屋の寸法も図っておきましょう。

□スリッパ
こちらも不動産会社が準備していることが多いですが、ない時が大変なので準備しておきましょう。内見の際には、清掃完了しているお部屋だけでなく、退去後すぐのお部屋の場合もあり、スリッパがないと入りたくもないくらい汚れていることもしばしばあります。

□脱ぎ履きしやすい靴
内見時は併せて何件か内見をするケースが多いと思います。紐靴やブーツだと座るところもないことがあるため、大変かもしれません。スニーカーやサンダルが無難ですよ。

■内見までの流れ

では、実際に来店して内見までの流れをご説明させていただきます。

希望条件のヒアリング

来店後は、まず希望条件のヒアリングをしていただきます。事前にお伝えしている場合は、おさらい程度になると思います。
ここでは、思う存分理想の物件像を伝えていきましょう!

物件提案

希望の条件を伝えたら営業担当が物件を提案してくださいます。
ここからは内見に行く物件を考えながら検討しましょう。
内見に行く物件の数は3件が1番理想的な数だと思います。(もちろん個人差はあると思います。)
3件の内訳は、「本命」「対抗」「大穴」のようになると理想的です!

内見

内見に行く物件が決まったら、内見に行く順番を考えましょう。
内見の順番は一見どうでも良さそうですが、非常に重要です。
ゲインロス効果』の影響もあるため、「対抗」→「大穴」→「本命」の順がおすすめです。

■内見時チェックポイント(室内)

内見に行く物件と順番が決まったらいよいよ内見です!
まずは室内のチェックポイントから解説していきます。

1. 日当たり&バルコニーの向き

日当たりやバルコニーの向きは必ずチェックしましょう!
基本的にはバルコニーが南向きであれば、日当たりがよくて明るく、お部屋が暖かい印象になります。
北向きであれば、日当たりが悪くて暗く、お部屋がひんやりとした印象になります。
洗濯物を外で干したい方は南向きのお部屋を選びましょう!
季節によってや、個人差によって良し悪しがあるかと思いますので、ご自身の希望を明確にしておきましょう。スマホのコンパス機能から調べることができますよ!

2. 家具・家電の設置スペース

事前に準備していた家具家電のサイズが配置できるのか、さらには運び込むことができるのか確認しましょう。各お部屋のドアのサイズ、脱衣所の入り口のサイズ、さらにはエレベーターのサイズなども確認しておきましょう。特にドラム式の洗濯機を配置予定の方は縦横だけでなく水栓までの高さなども確認しておきましょう。

3. エアコン

内見時にエアコンは必ずチェックしておきましょう。
一般的にエアコンの寿命は10年程度といわれています。賃貸物件の場合は古いエアコンがついていることもあるため、確認しておきましょう。エアコンが古い場合、性能の問題だけでなく、電気代も差が出てきます。どうしてもの時は大家さんに交渉してみましょう。
また、2LDK以上の間取りの場合、エアコンがついていないこともあります。その場合は、エアコンが付けられるのか、(コンセントがある、壁がコア抜きされている)必ず確認しておきましょう。

4. コンセント・TV線・電話線

家具・家電を配置したい場所にコンセントがあるかも確認しておきましょう。
コンセントがない場合は、設置を諦めるか、タコ足配線や延長コードなどを使って配置しなければなりません。TV線も同様で端子がないお部屋だと少し手間がかかります。
また、インターネットも希望の会社で契約ができるかも確認しておきましょう。

5. におい

内見時に空室期間が長いお部屋であれば、水を流していないことによって下水の臭いがすることが稀にあります。また、前入居者のタバコ臭も気になる方は多いと思います。タバコの臭いに関してはクロスの張替だけでは取れずらいものもあるため、細心の注意を払っておきましょう。
その他、周辺の飲食店等の臭いがお部屋に来ていないかも確認しておきましょう。

6. 窓や扉の建て付け

建て付けが悪いと、不便であるだけなく、扉が痛むなど様々なトラブルに繋がる可能性があります。入居後の気付く事も多いので内見時にチェックしておくことをオススメします。

■内見時チェックポイント(室外)

室内のチェックが終わったら必ず建物の外もチェックしておきましょう。
建物の外には写真などでは分からない入居者の生活環境が表れます。現地に行かないと分からない情報なので必ずチェックしましょう。

7. ゴミ置き場

ゴミ置き場からは、管理会社の管理状況や入居者の生活環境が表れることが多いです。
清掃はきちんと行われているのか、内見に行く日中にゴミが散乱していないかなど得られる情報は様々です。

8. 駐車場・駐輪場

お車をお持ちの方であれば、駐車場は必ずチェックしておきましょう。
区画によっては少し狭く感じる区画や、停めづらい区画もございます。
また、駐輪場には放置自転車がないか確認しましょう。管理会社の管理が行き届いているのか把握ができますよ。

9. メールボックス・宅配ボックス

メールボックスは、チラシなどが溜まっていないかや散乱していないかをチェックしておきましょう。管理会社の管理が行き届いているかや入居されている方の性質が表れていることが多いです。
また、宅配ボックスもあればチェックしておきましょう。マンションの戸数に対して宅配ボックスの戸数が少ないと、宅配ボックスに入りきらず、活用できないケースもございます。

■内見時チェックポイント(周辺環境)

建物関連をチェックし終えたら、周辺環境もチェックしておきましょう。
お部屋は好印象でも周辺の環境に問題があれば、ご入居後も満足いただけない可能性がございます。

10. お買い物環境

コンビニやスーパーなどの食料や日用品を購入するお店は必ずチェックしておきましょう。
生活リズムにもよりますが、営業時間なども見ておくと安心ですね。

11. 周辺の道幅・交通量

建物付近の道幅や明るさなどはチェックしておきましょう。特に防犯面を気にされる方はチェックしておきましょう。
また、小さいお子様がいらっしゃるご家庭は、車の交通量や学校までの通学路などもチェックしておくと安心ですよ。

■不動産会社へのおすすめの質問事項

内見に行くだけでは分からない情報で、気になる場合は必ず不動産会社に相談しましょう!
面倒くさがるような仲介担当であれば、こちらからお断りしましょう。

前の入居者の退去理由

ほとんどが普通の住替えであるケースが多いですが、稀に近隣トラブルによる退去のケースもございます。管理戸数の多い不動産会社にお部屋探しを相談すればすぐ回答できるケースも多いため、管理戸数の多い不動産会社に相談することをオススメします。

マンション内でのクレーム

同一マンション内でのクレームがないか確認しておきましょう。クレームの内容から実際に入居した際に起こりうる事象を把握することができます。そのため、安心してご入居を迎えることができますよ。

■まとめ

今回は物件の内見時にチェックする内容についてまとめさせていただきました!
内見の目的は、物件のメリット・デメリットを把握することだけでなく、ネットで見ていた情報との違いや現地の雰囲気を感じていただく事です。
最近はオンラインでのご内見も増えてきていますが、オンラインでも同様のポイントをチェックしてもらえれば安心してご入居できると思います。

皆様が素敵な新生活を迎えられることを願っております。

別記事にて「お部屋探しで大事なポイント」もご紹介させていただいておりますので、ぜひ参考にしてみてください!